PRODUCTS製品案内

CWS(コイルドウェーブスプリング)

限られた空間で強力なばね力を発揮し省スペース化・軽量化を可能に

自動車メーカーがクラッチ部分に使用しているコイルスプリングは、「部品点数が多くコストが高い」、「メンテナンスに手間が掛かる」などのデメリットが生じていました。
このほかさまざまなデメリットを解消するために生まれたのが、コイルドウェーブスプリング(以下CWS)です。
当社は、長年の異形線ばね製作の実績やノウハウを生かし、独自の加工方法を用いてCWSを製作しています。

CWSとは?

CWSとは、平線材を連続した波形状をつけながらコイリング成形した圧縮ばねのことで、安定した「たわみ」を得ることができ、限られた高さ空間で強いばね力を発揮し、高い荷重特性が得られます。静的な使用においてコイルスプリングよりも取り付け高さを低く設定することが可能となり、製品の小型化・軽量化に貢献します。

コイルスプリング

また、ウェーブワッシャーを直列に組み合わせたような形状ですが、板材から打ち抜かれたウェーブワッシャーと比較すると歩留りがよく、金型成形のコストも安い上に、ばね形状の変更や特殊な板厚にも対応が可能なことから、ウェーブワッシャーの代替としても注目を集めています。

ウェーブワッシャー

昌和発條の製品について

CWSと圧縮コイルばねの傾きの違い

圧縮コイルばね
CWS

■CWS

  • 少量多品種に対応可能です。
  • 巻き方向は左右どちらにでも対応可能です。
  • 簡単な曲げ形状や直線を織り交ぜることが可能です。
  • コイル円周上に平均して荷重を受ける構造になっているため、上下面が平行に安定したたわみが得られます。(右図参照)

■多層巻CWS

お客さまの「CWSよりもさらに高い荷重が欲しい」というご要望から多層巻CWSが誕生しました。
複数のウェーブスプリングを組み合わせなくても小型で十分なばね定数およびストローク量を有し、かつ生産性および製品精度を向上させることができます。

【特許番号】特許第6823762号【登録日】令和3年1月14日
【発明の名称】圧縮型コイルばね

多層巻CWSはウェーブワッシャーや皿ばねの直列組み合わせ仕様から変更して、組付作業が大幅に簡素化できたと高い評価をいただいている事例もあります。

■メリット①
線材から成形した「一つのばね」であるため、バラバラになることがない。
■メリット②
皿ばねの組み合わせのように表裏の確認、組み合わせミスがない。
■メリット③
自由長・荷重を調整しながら組み付ける必要がない。

■加工範囲

線材:ピアノ線、硬鋼線、ステンレス線 コイル外径:最小φ4.0mm~最大φ100mm 材料寸法:0.1mm×0.5mm~1.0mm×5.0mm
※その他の線材、コイル外径につきましては、お問い合わせください。

CWSの用途

用途によって、さまざまな特殊加工が可能なCWSは、世界中の多くの業界で活躍しています。